阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

電子工作

踏切警報機がよみがえる

10年くらい前に作った踏切警報機が、ガレージの隅に放置されていた。ガレージを片付ける時に、部屋にもってきた。支柱が折れたりして、色褪せほこりを被っていた。でも捨てるのは惜しい。何とか直そうと考えた。 弁当箱の中に入った回路を調べると、警報機の…

自動運転をはじめる(3) 自動と手動

ちょっと、気になることがあった。自動運転は確かに素晴らしい。でも、自動で何もかも済むのなら、自分が楽しむ余地はない。自動運転の列車があって、自分が運転する列車もある、それが一番楽しめる形ではないか。 簡単に実現できるものは、自分が運転してい…

自動運転をはじめる(2) 光センサーの製作

前回は、以前購入してあったプリント基板を使って光センサーを線路に取り付けたものを2個作った。それで一応、往復の自動運転のテストは成功した。 ちょっと不都合があって、カトーのHOの線路(ユニトラック)に付けると厚みが多すぎて、線路が少し高くなっ…

DSair2で自動運転をはじめる(1)

DCCを導入した時から、自動運転はやってみたいと思っていた。2年ぐらい前にDSair2を買ったのは、自動運転を簡単に手軽にできると思ったからだ。 DSair2は時々使っていたのだが、同じ時期に購入してあったs88ディテクターとセンサーはそのままになっていた。…

「声で運転する」、その後

半年ほど前(2020年7月9日)に報告した、ラズパイ(ラズベリーパイ)を使って作った「声で運転する」装置です。その後、興味が別のことに移って、放ったらかしになっていました。 ラズパイや、ブレッドボードが、つないであって、そこにマイクやスピーカー…

キハ58を声で運転する

「発車」と言えばディーゼルカー(キハ58・28の2両編成)が走り始める。「速く」と言えば速度を上げ、「ゆっくり」と言えば速度を下げる。「止まれ」と言えば停車する。なかなかいい具合だ。 マイコンで音声認識のプログラムを作った。それを使って、HOゲー…

ラズパイその後、スマートスピーカー

先日(5月1日)に書いたように、ラズベリーパイと言う名前のマイコン(ラズパイ)で遊んでいる。GoogleのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を使って何かを作ろうとしている。グーグルからスマートスピーカーが市販されているが、Go…

ラズパイカメラ、一応完成

先日も書いたように、ラズベリーパイ(ラズパイ )というマイコンで画像認識できるカメラを作っている。本に従って作っていったのだが、それでもいろいろうまくいかないことがあって苦労したが、一応完成した。 ボタンを押すと写真を撮り、(1)写っている…

ラズパイで画像認識

「ラズベリーパイ(ラズパイ)」というマイコンを使って、Googleの「Cloud Vision API」というアプリケーションインターフェイス(API)を呼び出して、画像を認識させる。ガイド本「RasberryPi+AI電子工作超入門」の通りにやっていくけれど、なかなかうまく…

今日は晴れ 谷人たちの美術館12日目

今日はいろいろなお客さんが来て下さいました。 毎年来て下さるY夫妻、小中学生のロボット大会の指導をされていて、今年は中学の部で全国2位の成績をで日本代表になったとのこと。お忙しい中を来ていただきました。世界大会は、タイのチャンマイであるとのこ…

お出迎えロボット  谷人たちの美術館11日目

玄関には、お出迎えのロボットがいます。話しかけると返事をします。返事といっても頓珍漢な返事の時も多いのですが。マイコンを使ってPythonという言語でプログラムを書いています。録音と発生は自前でやっていますが、音声認識と返事の生成は、ネットにつ…

「声で列車を走らせる」のも難しい 谷人たちの美術館 7日目

今日は、天気も良く3連休の中日と言うこともあって、多くのお客さんに来て下さいました。「声の指示で列車を運転する」という作品ですが、時々、間違ってシャットダウンすることがありました。「終了」というと、シャットダウンするようにプログラムしました…

「線路の振動を感じる」 谷人たちの美術館4日目

6月に製作を報告したように、「線路の振動を感じる」という作品もあります。線路の中央の枕木に手を置くとそれを感じてスイッチが入って、列車が通るときの線路の揺れが感じられるというものです。実際に5インチゲージの庭園鉄道の列車を走らせて記録しまし…

下野ひぐらし寓、「谷人たちの美術館」3日目

午後になって、お客さんが誰も来ないので、ブログを書いています。 この作品は、「声の指示で列車を運転する」というものです。「出発」とマイクに向かって言うと、「出発します」と言って列車が走り出します。大きい方が見た目がいいと思って、Gゲージの機…

線路に手を当てて列車の振動を感じる

今年(2018)の1月に「コップに小豆が。触感を伝える」で報告したが,振動を伝えるスピーカーを利用して鉄道をテーマに何か作ってみようと思った.線路に手を当てて,列車が近づいてきて通りすぎるそれを感じられたら面白い.線路に手を触れるとスイッチが入…

iMacをラズパイのモニターにする

小型コンピュータのラズベリーパイ(ラズパイ)でいろいろ試しているが,テレビをモニターとして使っていた.別の部屋にあるのでとても不便だった.モニターを買おうとも思ったが,もったいないし場所も取るしどうしようか迷っていた. ネットで調べてiMacを…

しばらく忘れていたが,アルディーノ(Arduino)を試す

会話するロボットを作ってから1年近く経った.世間ではそれから半年ほどして,AIスピーカーがあちこちから発売された.ロボットは本に従ってそのまま作ったのだが,要はAIスピーカーと同じものを自作した(と言うのもおこがましいが)ということになる.ネッ…

コップに小豆が。触感を伝える

触覚の情報を伝えるという実験が紹介されていた。2つの紙コップを用意し、1つのコップにはコンタクトマイクをつける、もう1つのコップには振動子をつける。アンプをはさんで2つを繋ぎ、音声信号を伝えるようにする。 一人の人がマイクをつけたコップにビー…

自然会話ロボットを作る(3)

電源を入れると自動的にプログラムが走るのですが,終了させるにはブチッと電源を切るしかなかったので,終了できるようにしました.「さようなら」と言うと「またね」と答えてシャットダウンするように4行ほど追加しました. 本の通りに作ったのですが,こ…

自然会話ロボットを作る(2)

ロボットを人に見せる機会がありました.おおむね好評です.今は机の上に乗っています. もし,全然こういったものを作ったことのない人が作ろうとしたら,どういった知識が必要かを書いておこうと思います.なぜかというと,以前私が全然知らない分野で何か…

自然会話ロボットを作る(1)

ブログの更新が滞って,ほんとうにすみません. 忙しかったのと,インフルエンザで倒れていたのと,ロボットを作っていたのが更新できなかった理由です.申し訳ありません. 1月の終わりに「自然会話ロボットを作ろう!」(鄭立,秀和システム,2016.12)と…

小さなレイアウト,道具箱線

昨年の「谷人たちの美術館」に展示した小さな道具箱の中のレイアウトです.大きさは,幅150 × 奥行120 × 高さ40 です.この中をNゲージの小さなSLが走ります. これ用のコントローラーを作りました.単3電池を2本に昇圧回路とPWMで速度を調節する回路を詰め…

余ったコントローラーを

凸電のコントローラーを新しくしたので,余ったコントローラーを別の車輌に載せることにした.写真の線路道路両用車輌(デュアルモードビークル)である.人が乗る座席の部分にちょうど入りそうだ. 取り付けてみると,スイッチを操作するのに手が少し届きに…

単行で運転

凸電が単行でラジコン運転できるようになりました. 昨日(3/5)完成したコントローラーを凸電のボンネットの中に設置しました,電源スイッチを入れることができるように,ボンネットに穴を開けました.写真の状態はまだ穴の蓋に塗装をしていないので白いま…

無線コントローラーの製作(4)

無線のコントローラーの続きです.また,抵抗値を変更したりしてみました.今日は実際の列車で試運転してみました.FETが熱くなりますが,以前ほどではないようです.人を牽引して一周しましたが,大丈夫のようです. 今までのコントローラーは大きいので,…

無線コントローラーの製作(3)

ブレッドボードで試験をした回路を,基盤の上にハンダ付して組み立てた.スイッチやヒューズも取り付け,FETの放熱器もつけ,アルミの箱に収めた. 家の中で試験できるように,機関車を一つ持ち込んだ.その車輌の動力部を横向けにして,コントローラーにつ…

無線コントローラーの製作(2)

昨日(1/15)実際の機関車で,コントローラーを試しました.機関車の動力部分を部屋に持ち込み,テストしました.モーター2個を駆動するのはかなりの電流が必要のようで,負荷はないのに手元にあった12Vの電源(2A)では回りませんでした. 何時も使って…

無線コントローラーの製作

5インチゲージの機関車のラジコンのことです.現在は,モデルニクス製の有線のコントローラーをラジコンのサーボモーターを使って機械的に回す方式で,無線で運転しています.以前から,機械式ではなく電気的にコントロールしたいと思っていました,モーター…

貨車の覆いを直す

2月9日に報告したように,貨車の覆いが波打っています.ポリプロピレンの板で作ったので,接着したところが剥がれてきたからです.これを剥がして,発泡塩ビの1mmの板があったので,それに張り替えました. 寒い日で風もあったのですが,外で塗装をしました…

機関車のコントローラーの実験(2)

昨年12月22日と昨日(1月11日)のブログで報告したように,ラジコンで制御する機関車用のコントローラーの回路を試している.計画しているのは,次のようなものである. (1)ラジコンの送信機・受信機は市販のものをそのまま使う (2)受信機からの信号を…