阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

「声で列車を走らせる」のも難しい 谷人たちの美術館 7日目

 今日は、天気も良く3連休の中日と言うこともあって、多くのお客さんに来て下さいました。「声の指示で列車を運転する」という作品ですが、時々、間違ってシャットダウンすることがありました。「終了」というと、シャットダウンするようにプログラムしました。

 日本語認識のJuliusというシステムを使っていて、辞書に登録した単語だけを認識するようにしています。運転用の「出発」、「速く」、「遅く」、「止まれ」などと、「終了」を登録しています。

 しかし、時々、マイコンが何かの言葉を「終了」と間違えて、シャットダウンすることが何度か起こりました。人に依って、例えば同じ「出発」でも「しゅっぱーつ」という人もいるし「出発進行」という人もいます。それに、発音された単語は辞書の中の単語に、かなり無理矢理一致させるので間違うのでしょう。周りの雑談の声をマイクが拾うこともあります。

  そこで、2度続けて「終了」と言った時にだけ、シャットダウンするようにプログラムを修正しました。隣の部屋で使っているプロジェクターも、電源ボタンを1度押すと、「消すならもう一度押して下さい」と表示されます。

 私も、「終了」と認識したら、1度目は「終了ですか?」とコンピュータが聞くようにして、もう一度「終了」と言ったときにシャットダウンするように修正しました。これで、明日からは上手くいくでしょう。 

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今日は天気が良かったので、庭の5インチゲージの阿蘇ひぐらし鉄道の運転をしました。

下野ひぐらし寓 2018年10月7日