阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

2011-01-01から1年間の記事一覧

長陽線へ車両を運ぶ

12月初めに報告したように,「阿蘇ひぐらし鉄道 長陽線」は線路の敷設工事中です.今回,大阪からフェリーで阿蘇に車両を運びました.機関車1両と貨車1両です.この車両で試運転をして,線路の敷設状態を確認する予定です. 昨日,初めて長陽線を凸電が走り…

冬至なのに,まだ紅葉が

庭のドウダンツツジはまだ紅い葉がたくさんある.毎年こんな時期まで紅葉が残っているものなのかしら.向かいの家の庭にもモミジの紅葉が見える. 今日は冬至である.今年も後10日となった. ドウダンツヅジ(灯台躑躅) 2011年12月22日(冬至)

凸電が完成,試運転を

塗装が済んで,凸電がほぼ完成した.深緑色は少し地味だが,悪くはない.電灯を前後に付けた.100円ショップで買った懐中電灯を使った.電池ボックスを屋根の下に収めて,スイッチを屋根に取り付けて,前後を切り替えて点灯できるようにした. 貨車や客車を…

冬の蝶

今日は,よく晴れて暖かい日だった.早速,庭で凸電に色を塗った.パンタグラフと屋根は銀色に,電灯は濃い緑色に吹き付けた.車体は濃緑色にする予定である. ふと見ると蝶が飛んできた.12月も半ばに蝶を見るのも珍しい.暖かい陽射しに誘われてやって来た…

パンタグラフの作製

ずっと以前に作りかけてそのままになっていた凸電です.パンタグラフを作るのがおっくうで製作が進まなかったのです.今回,曲げるのが簡単なアルミの針金で作ることにしました.太さ3mmのアルミ線です. アルミはハンダ付けができないので,接着剤で付けま…

瑠璃立羽(ルリタテハ),その後

花瓶に挿したホトトギスで,蛹になったルリタテハがいました.確か,蛹になったのは11月の初め頃だったと思います. 一昨日の夕方,成虫になっているのに気づきました.蛹の殻につかまってじっとしていました.もう暗かったし,明日外に放してやろうと思い,…

線路を敷きなおす(2)

線路は一度取り外して,色を塗りました.モデルニクス製の線路は,線路と枕木が一体となっていて,どちらも鉄でできています.銀色の枕木部分を茶色に塗ることで,実感的になります.実物はこげ茶色に近い色かもしれませんが,ちょっと明るい茶色(ライトカ…

線路を敷きなおす

「阿蘇ひぐらし鉄道 長陽線」は,ずっと運休中です.線路が草に埋もれてしまって,どこに線路があるか分からないくらいです. いったん線路を取り外して,ホームセンターで買ってきた「草よけシート」を敷いて,その上に線路を敷きなおしました.バラストも…

秋に咲く桜もある

秋に咲く桜もあるのを知りました.「十月桜」という品種のようです. H氏の家の近くに咲いているとのことで,連れて行ってもらいました.淡い桃色の八重の花です.染井吉野などより小さめの花でした. この辺りは猪が来るようで,畑に囲いがしてありました.…

口から口へ 能勢電鉄

能勢電鉄の「妙見口」駅である.起点は「川西能勢口」駅だから,この路線は「口から口へ」行くことになる.かなり珍しいのではないか.鉄道クイズの問題にでもなりそうだ. 山の中のこの駅も当然のことながらPiTaPa対応の自動改札である.やって来た電車は,…

客車が完成しました

室内での写真は,塗装前の客車です.クリーム色(カントリークリーム)と赤に塗り分けました.右の写真は,マスキングをして赤を吹き付けているところです.もう少し臙脂がかった赤か,逆に朱色っぽい赤がよかったのですが,ホームセンターにはスプレー缶の…

落ち着いた街,近江八幡

近江八幡の駅に立ち寄った.北側はJRの重厚な駅舎である.南側は「近江鉄道」の始発駅になっている.線路を越える通路の上から,JRの電車(225系)が入ってくるのが見た.ホームの端を赤く塗ってあるのは何故だろう. 近江鉄道の電車は,黄色の二両編成だっ…

「スノードン登山鉄道」風の客車を製作中

もう一台の乗用車両にも,人が乗らないときのカバーの製作を始めました.今回はボギー車で車長も80cm近くあります.阿蘇ひぐらし鉄道では最も長い車両です. 人が乗るときには左の写真のような椅子が乗っているのですが,それを取り外して上まわりを被せて模…

トップページを登録すると便利です

ブログを「ブックマークする」ときには,トップページを登録すると便利です.そうすれば,いつでも最新の記事を見ることができます. トップページに移動するには,記事の上にある<(前の記事のタイトル)|トップページ|(後のページのタイトル)>の真ん…

寄生虫の繭(まゆ)でした

ルリタテハの幼虫(2)で報告した,薄茶色の「綿状のもの」の正体が分かりました.寄生虫の繭でした. 寄生していた虫の幼虫(うじ)が,ルリタテハの幼虫の体から出てくるところを見ました.長さ3mm位の何十匹という虫が出てきました.こんなに沢山の寄…

ツワブキの花

庭のあちこちにツワブキの花が咲いている.その黄色の花に,アカタテハが蜜を吸いにやって来る.花から花へ飛び移ったところを撮った.水平に飛んでいるところがうまく写った. アカタテハ(赤立羽) 大阪府池田市 2011年11月1日 先週は,貨車(大きい方の無…

乗用車両にカバーを載せて貨車にする

人を乗せるように作った車両は,人が乗らないときは不自然に見えます.そこで,人が乗らないときには,カバーをして普通の貨車として使えるようにしました. 写真のように,この乗用車両の椅子は載せてあるだけで簡単に取り外しができます.取り外したところ…

蝶の蛹(さなぎ)が見つかりました

以前にルリタテハ(瑠璃立羽)の幼虫のいたところです.蛹になっている頃かと思って,ホトトギスの葉の裏を探してみましたが見つかりません.線路を隔てた反対側に落ちている枯れ枝に,蛹がぶら下がっているのが見つかりました. この蛹が羽化するのは何時な…

運転再開の準備

しばらく運休していた「阿蘇ひぐらし鉄道 呉羽の里線」も運転再開の準備が進んでいます. 写真のように,草が線路に侵入しているところや落ち葉のひどいところがありました.草取り・掃除をしました.一番ひどかったところは,実は写真がないのです.つい写…

新幹線「さくら」で大阪へ

熊本12:20発の「さくら」で大阪に向かう.すれ違う列車を撮ってみた.魚眼レンズを使ったので,丸く歪んでいる. 駅を通過するところも撮った.確か姫路駅ではないかと思うが.像がぶれていて,駅名票の文字が読めない.3文字あるようにも見えるが,実際は2…

卒業生が2人来てくれました

「谷人たちの美術館」は一昨日に終了しました.でも,今日も2人の卒業生が来てくれました. 展示物を片づけようかと思っていたところに,これから行くとの電話がかかってきたので,運がよかったです.2人ともあまり蝶には興味がないようでしたが,丁寧に見…

ルリタテハ(瑠璃立羽)の幼虫(2)

サルトリイバラにいるルリタテハの幼虫の様子を見てみた.そろそろ蛹になる時期かもしれない.幼虫を見てみると,薄茶色の「綿のような塊」にぶら下がっている.もう一匹も同じように「綿のようなもの」の上にいる. これは,幼虫が分泌したものなのだろうか…

朝は霧,山の上から見ると「雲海」か

この季節,朝起きると阿蘇谷は霧である.昨日までは天気がよかったので,濃い霧だった.この時間に山の上から見れば,阿蘇谷に白い霧がたまっていて,いわゆる「雲海」になっているのだろう.一度はこの時間に山の上から写真を撮ってみたいものだが,まだ実…

思いがけず花束が届きました

昨日,思いがけず花束が届きました.ありがとうございます.早速,写真展の入り口に飾りました.でも,今日はお天気もいいのに,まだ誰も見に来ません. 「蝶の標本と写真展」下野ひぐらし寓 (谷人たちの美術館) 2011年10月12日

阿蘇の庭にもルリタテハの幼虫

庭のサルトリイバラ(猿取り茨)の葉に,ルリタテハの幼虫がいるのに気づいた.葉があちこち食べられていて,探してみると3匹もいた.とげとげの幼虫である. 鹿児島ではサルトリイバラの葉は,よくお団子を包むのに使うようだ. ルリタテハ(瑠璃立羽) 熊…

「谷人たちの美術館」が始まりました

「谷人たちの美術館」は10月1日に始まって,今日が5日目です.今日は雨模様で来る人が少なかったのですが,先ほど中学生が来てくれました.近所の農家にインターンシップで来ている中学生3人です.上からつるした回る蝶やカードから飛び出す蝶には「わー」と…

「蝶の標本と写真展」を開きます

毎年この時期,南阿蘇村では「谷人たちの美術館」という催しが開かれます.自宅などを開放して村中のあちこちが小さな美術館になります. 私たちも「下野ひぐらし寓(しものひぐらしぐう)」という名前で,自宅の和室で展示をしています.「蝶の標本と写真展…

思ったより簡単,「切り紙」の蝶

先日,今森光彦の切り紙展を見に行った(京都伊勢丹 美術館「えき」).それを真似て,蝶の切り紙を作ってみた.素人が作っても,予想以上に簡単にそれなりのものができる. 翅を閉じたアサギマダラを真横から撮った写真があったので,それを使った.黒い紙…

瑠璃立羽(ルリタテハ)が飛んでくる

庭のホトトギスに瑠璃立羽の幼虫がいるなら,成虫の蝶を見かけてもいいものだと思っていたら,瑠璃立羽が飛んできた.ホトトギスに卵を産むつもりなのか,とまったり飛んだりを繰り返す. 魚眼レンズで速いシャッター速度で撮影した.連続して撮った2枚であ…

ホトトギス(杜鵑草)にルリタテハ(瑠璃立羽)の幼虫が

先日,京都で染織の展覧会(*)を見に行ったときに,ルリタテハの食草がホトトギス(杜鵑草)だと聞いた.何か別の草だったように記憶していたが,今図鑑を見ると,食草はサルトリイバラ,ホトトギスなどと書いてある.2つは印象は違うが,どちらもユリ科…