自然会話ロボットを作る(1)
ブログの更新が滞って,ほんとうにすみません.
忙しかったのと,インフルエンザで倒れていたのと,ロボットを作っていたのが更新できなかった理由です.申し訳ありません.
1月の終わりに「自然会話ロボットを作ろう!」(鄭立,秀和システム,2016.12)という本を見つけて,早速買いました.会話するロボットが自分で作れるなんて,信じられないくらいです.
会話をするには,(1)音声を入力し,(2)音声を認識し,(3)意味の理解と返事の作成し,(4)話す(音声を合成する)という4つの機能が必要です.その内,難しい(2)と(3)をインターネット上で提供されるアプリを使うことで,簡単に実現できるようになったと書いてありました.
「ラズベリーパイ」と「アルディーノ」というマイコンを1つずつ使って作ります.ロボットはアクリル板で簡単な箱を作って,腕と顔があるだけの簡単なものです.先週の3月10日に完成しました.とてもうれしいです.かわいいです.
まともな会話にはならないこともありますが,話の通じることもあります.「あなたは何歳ですか?」と尋ねると,出来たばかりなのに「年齢は、26歳です。」と答えます.
ロボットの身体がなかったときには,こちらが話しかけてから答えが返ってくるまで時間がかかるので,間延びした感じがしました.しかし,ロボットの身体ができて腕や顔が動いたり,顔の色が変わったりしながら返事をするようになると,話ができる気がしてきます.コミュニケーションのなかで,言葉以外の身体言語の部分が大きいことが分かります.
自作したロボット 後は蓋がなく開いています
2017年3月11日