阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

自動運転をはじめる(3) 自動と手動

 ちょっと、気になることがあった。自動運転は確かに素晴らしい。でも、自動で何もかも済むのなら、自分が楽しむ余地はない。自動運転の列車があって、自分が運転する列車もある、それが一番楽しめる形ではないか。

 簡単に実現できるものは、自分が運転している経路を自動で(ある程度の距離をとって)ついてくる、そういうことができるといい。

 と考えて、ちょっとわからなくなった。プログラムが走っていて自動運転中に、人が別の(またはその)列車を制御することができるのだろうか?

 多分できるのではないか。いや、パソコンで何かプログラムが走っていて何かをしている時に、そのパソコンで何かその対象に指示をすることは普通できないのではないか。などと、否定的な疑問もでてくる。

 

 そこで、今日はその点を確認した。2ー3日前に作ったDSair2の単線を往復する自動運転のシステムを使う。それをパソコンで走らせる。同時にスマホからDSair2につないで、別の車両に指示を送ってみた。

 机の上で場所がないので、別の線路1本にディーゼル機関車を乗せただけである。そのライトを点灯する信号を送ると、ちゃんと点灯した。

 DCCのシステムは、列車に信号を送るとその指示に従い、その後はそのままの状態を維持するのだから、つまり時々間欠的に信号が送られるだけなのだから、プログラムが走っていても、手動で指示ができるのも当然なのかもしれない。

 これで、自動運転と手動運転を組み合わせて遊ぶことができると確認できた。あとは何をするか工夫次第だ。

 

自動運転と手動運転  2022年11月5日