阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

西広島駅前は工事中

 広電(広島電鉄)から西広島でJRに乗り換えた。駅前は工事中で歩きにくい。

 JRの西広島駅の駅舎はガラス張りでとても新しい。跨線橋から貨物列車の通過するのが見えた。ホームに降りると、1番線に普通列車が入ってきた。1番線と2番線の間には、以前はもう1本線路があったことが窺える。

 3番線に来た列車に乗って、広島方面に向かった。

 

 

 

西広島駅 JR西日本 広島市西区 2023年2月1日

雪の阿蘇ひぐらし鉄道まほろば線

 先月末は奈良でも、雪が何度か降りました。玄関前は、線路が雪で隠れるくらいです。阿蘇ひぐらし鉄道まほろば線は、運休しています。

 引き込み線に置いてある黄色の貨車には、雪が積もっています。それだけではなく、屋根のあるところに置いてあった電気機関車のボンネットや屋根にも雪が積もっていました。横から吹き込んだのでしょう。運転手の鹿さんも寒そうです。

 

 

 
阿蘇ひぐらし鉄道まほろば線 2023年1月25日、27日、28日

新年の初運転、阿蘇ひぐらし鉄道まほろば線

 今の季節、庭には椿の花が咲いている。ピンクの侘助と赤白の混じった大輪のものだ。

 来客があるというので、庭園鉄道の試運転をした。うちの人を乗せて走らせたが、問題なく運転できた。

 しかし、最後になって動かなくなってしまった。コントローラーの不調のようだ。凸電には空きスペースが少ないので、ラジコンの電波を受けて電圧を調整しているコントローラーは2輌目の貨車に積んである。電車の電流が大きいので、5インチゲージ鉄道用のコントローラー(モデルニクス製)のつまみをサーボモーターで機械的に回すようになっている。その部分のネジが緩んだことによる不調だと分かった。

 考えてみれば、この機関車もコントローラーも、制作してから12年経っている。いろいろなところにガタが来てもおかしくない。コントローラーは検査して修理する方がいい。一部は作り直すことも考えられる。

 模型の鉄道とはいえ、人が乗っている時に暴走などの事故が起これば、大変である。幸い開業から14年経つがそういった事故はないが。点検にはちょうどいい機会かもしれない。

 サーボモーターを新しいものにしようと、とりあえず注文した。

 

 

 

阿蘇ひぐらし鉄道まほろば線 2023年1月2日

5インチゲージ、庭園鉄道の整備

 12月23日には雪が降り、線路の周りも薄っすら雪が積もりました。この冬初めてのことです。

 このところ放っておいた庭園鉄道ですが、新年を迎えるにあたり、阿蘇ひぐらし鉄道まほろば線の整備をしました。

 まず、木の枝の線路上に伸びたところを切り、草や落ち葉を除きました。また実際に乗ってみて、左右方向の傾きが目立つところを修正しました。バラスト火車に乗せて運びます。線路に木片を挟み、低い部分にバラストをまいて突き固めます。これで、かなり安定して走れるようになりました。新年に、お客を乗せることもできそうです。2023年の切符を作っておいた方がいいかもしれません。

 またバッテリーの1つが寿命でした。2015年と書いてあったので、あまり使わなかったとしても、ダメになっても仕方ありません。新しく買い換えました。5000円少ししました。他のもの同様、値段が高くなっているようです。もう1つ2020年に買ったものがあります。そちらは大丈夫です。充電をしておきました。その他、ラジコンの送信機・受信機の電池も充電しました。

 

 

 

 

阿蘇ひぐらし鉄道まほろば線 2022年12月23・25日

おおさか東線の駅のホームに「つらら」が

 新幹線で新大阪に着いて、JRでそこから奈良に帰ろうとすると、2つのルートがある。

 1つは、大阪駅まで行ってそこから大和路快速に乗る、環状線関西本線大和路線)を通って奈良に着く。もう1つは、おおさか東線関西本線久宝寺まで行って、そこで乗り換えで奈良に行く方法である。

 先日、初めておおさか東線に乗ってみた。列車の右側の席に座っていたのだが、駅に止まった時、向かい側のホームを見ると、「つらら」が下がっているのに気づいた。次の駅も、また次の駅にも・・・。島式のホームの駅では見えないが、ほとんどが対向式ホームだったように思う。

 ホームの作る時にコンクリートが垂れて「つらら」状になって固まったのだろう。ちょっと珍しいのではないか。

 まあ、写真でも撮っておこうと思った時には、この線の終点の久宝寺もすぐで、慌てて撮ったので何駅か正確には覚えていない。

 

新加美駅(?) おおさか東線 JR西日本 2022年12月6日

部屋全体をカメラにする

 大分の美術展で見たのは、20年くらい前だっただろうか。真っ暗な部屋に入ると、大分駅構内の景色が逆さまに壁に写っている。部屋全体がカメラの暗箱になってその中にいるということだ(カメラ・オブスキュラという言葉が、もともと「暗い部屋」いう意味らしい)。列車や機関車が行き来してとても面白い。

 それはともかく、同じことを自分のうちでやってみたいと思っていた。でも、ピンホールカメラのように、ただの穴ではダメだろうし、適当なレンズを見つけないとというところで、ずっと、そのままになっていた。

 先日思い立って、焦点距離が窓から壁くらいの長さ、つまり3mから4mの焦点距離の凸レンズを探してみた。なかなか見つからなくて、あるネットの記事を見たら、カメラのレンズにつけるクローズアップレンズのNo,1は焦点距離が1mだと書いてあった。番号の逆数が焦点距離、つまり番号はディオプトリーらしい。それなら持っている。

 そこで、ちょっと試してみた。その時はちょっと勘違いして、焦点距離の2倍のところに像ができるのかと思っていたが、間違いだった。ピントが合うのは、対象物の距離によるが、焦点距離+αの距離に像ができる(無限遠の物体が焦点距離のところに像ができる)。

 そういう次第で窓と像を写す壁の距離に近い(ちょっと短いくらい)の焦点距離の凸レンズを探すことになった。いろいろ探していて、やっと見つけた。焦点距離3000mm、4000mmも見つかった。色収差はあってもむしろいいくらいなので、コートなし口径30mmで、3000円ちょっとだった(レーザー実験用らしい。だから色収差の補正は必要ない)。

 段ボールに穴を開けレンズをはめて、窓に貼り付けるその周りをカーテンで遮光して、向かい側には白い壁がないので、プロジェクター用のスクリーンを置いた。

 空と木の枝が見える。像は逆さまなので、下の方に空がある。その上は道の向かいの家や庭の草木があるのだが、暗くてあまりよく見えない(実際はもっとコントラストが低い。スマホのカメラは勝手に調節してくれるから。左右に黒ものがみえるのは、部屋の中の邪魔者の影である。本番は、もっと適当な部屋を探す予定)。

 でも、20年越しの計画が実行できて良かった。カーテンの隙間や、戸の隙間から漏れ入る光を遮ったらもう少しはっきり見えるようになるかもしれない。口径の大きいレンズに変えるのもいい。口径50mmのものもあるようなので、今度はそれを試してみよう。コートなしなら5000円ちょっとのようだ。

 もうひとつ気がついたのは、北側の部屋でするといいことだ。南側だと逆光になって、影の部分が多くなってしまうからだ。でも、うちの北側には適当な部屋がないから、困ってしまう。

 

暗い部屋(カメラ・オブスキュラ)の実験 2022年12月18日

長い黄色い虫が

 うちの裏の遊歩道に、変な虫がいた。ニョロニョロと長い黄色の虫だ。ゆっくりと動いている。長さがわかるようにと思って、そこにあった手ぼうきを一緒に撮った。後でほうきの長さを測って、虫は約40cmとなった。

 頭の先は、半円形になっている。ちょっと気持ち悪い。こんな虫は初めて見る。でもスマートフォンで検索したら、すぐに「コウガイビル」とわかった。

 「コウガイ」とは、虫の頭の半円形の形を(私は知らないけれど)髪結びの道具の笄(こうがい)に見立てたらしい。また「ヒル」という名前だが、ヒルの仲間ではなく扁形動物のプラナリア(うずむし)の仲間とのことである。

 検索してすぐに分かるくらいだから、そんなに珍しい虫ではないようだ。湿ったところにいるらしいが、ちょうど雨上がりだったから出てきたのだろう。また、肉食でミミズなどを食べると書いてあったが、最初の写真には死んだミミズも写っている。この虫が食べたのだろうか。

 

 

コウガイビル 扁形動物門ウズムシ綱 2022年11月20日