阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

2014-01-01から1年間の記事一覧

貨車の覆いを曲面にする

貨車の覆いが平面なので,雨の水が流れ落ちずに溜まってしまう不都合がありました.自動車や鉄道車輛,どれを見ても屋根が平面ということはありません(コンクリート造の建物は例外かもしれませんが).うかつにも,よく考えずに作ってしまいました. 先日,…

客車の屋根の修正

客車の側板と屋根の境に隙間があって,目で見たときにはさほど気にならないのですが,写真に撮るととても目立ちます.作り替えたいとずっと思っていました. また,一部塗装のはげたところがあります.これは,ポリプロピレンの板を使った部分です.考えもな…

「合図灯」を買う

30年ほど前に住んでいたアパートの近くに,鉄道小物の店があった.住宅地の中にある店で,看板が出ていなければ普通の家と区別がつかない.鉄道部品だけでなく,なぜか釣り堀もやっていた. 今,私は別のところに住んでいるが,ネットで調べてみると,まだ同…

凸電,耐水化工事

雨に濡れても大丈夫なように,上回りの紙でできている部分を,プラスティックで作り替えました. また,痛みの激しい下回りのカバーも作り替えました.雨に濡れたとき,木材の部分が水を吸って膨張し,度重なるうちに壊れることもあったので,少し余裕をもっ…

パンタグラフ,釣合棒をつける

5インチゲージの機関車のパンタグラフを作った時には,その仕組みがよく分かっていませんでした.横から見て五角形のパンタグラフが,左右に(機関車からいうと前後に)倒れる可能性があります. 作ったものは実際倒れるときがあるので,仕方なくネジで倒れ…

柏原のまち,「かしわら」ではなく「かいばら」

大阪に柏原(かしわら)市があるが,ここは兵庫県丹波市柏原(かいばら)町である.福知山線の駅である.駅舎は,「花と緑の博覧会」のときの建物を移築したとのことである.中央に塔がある変わった形をしている.城崎温泉行きの特急「こうのとり」が入って…

車輌の耐水化工事

以前の,「雨ざらし実験」で,車輌は思ったより強いことが分かった.しかし,長期(2-3ヶ月)にわたると紙で作った部分は雨に曝されて,塗装も剥がれでこぼこになってくる. そこで,紙の部分をプラスティックで作り替えることにした.写真は,凸電の妻板と…

白い芍薬に,少し血の色が

庭の芍薬が咲いた.花の重みで茎が曲がって花が下を向いていたので,短く切って花瓶に挿した.白い花びらの中に,2-3箇所赤い色が入っている.血の跡のようだ. もう1つの蕾は,一枚だけ花弁が開きかけたところで,今にも咲きそうだ.でも,花は小さめのよう…

香住駅のカニのはさみ

松葉ガニで有名なところなのだろう.道頓堀にあるのはカニの全体の模型だが,ここでははさみだけが立っている.もちろん動かない.そんなに品が悪くはなくて,微笑ましい感じだ. 特急はまかぜが停車する.有名な餘部駅はここから2つ西に行ったところにある…

くねっとした滝,女郎が滝

山道を走っていると,右に大きく曲がるところで滝が見える.くねっとした水の流れが,不思議な感じだ.普通滝は直線的なものなのに.名前も「女郎が滝」という. 兵庫県香美町村岡区耀山(かかやま),蘇武山林道に出る途中にある.この日は,蝶々を探しに行…

できたての牧草ロール

よく見るのは白いビニールで包まれた牧草ロールですが.草色のロールが転がっていました.ひょっとして,最近は白いビニールで包まなくなったのかなと一時思いました. でも,そんなはずはありません.包むのは牧草を発酵させるためでしょうから.単に,刈り…

桜草が駄目かもしれない

このところ,ブログの更新が滞っています.申し訳ありません(1週に3回を目標にしています). 阿蘇に来てみると,庭にはブルーベルがたくさん咲いていた.庭のあちらこちらに青い花が咲いていて,毎年かなり増えているようだ. 心配なのは,桜草だ.今年…

今が一番いい季節

一年の中で,今が一番良い季節かも知れない.暑くもなく寒くもなく,そして花が咲き乱れ,木や草の緑も輝き,その中を列車が走る. フォトショップの「HDR合成」という自動処理があるのに気づいて,試してみた.ハイダイナミックレンジ(HDR)合成とは,コン…

タイムの花に青条揚羽

線路脇のタイムの花に埋まるように,青条揚羽が蜜を吸っている.激しく翅をふるわせているので,遅いシャッター速度だとぶれてしまう.背景と蝶の色が似ているので,ぶれてしまうと蝶が目立たない.いずれも速い速度で撮したものである. 青条揚羽(アオスジ…

しだれ桜とコツバメ

ギフチョウを探しに行ったのだけれど,どこにもいなかった.探す場所が悪いのだろうか.食草の寒葵も見つからなかった. 車を駐めたところには,見事なしだれ桜が咲いていた.枝の中から写真を撮った.この辺りでは,ちょうど満開の時期だった. ギフチョウ…

阿蘇は雨と霧

久しぶりの阿蘇は,雨.霧に煙っている.車を運転しながら写真を撮ったが,見たときに感じる霧のように濃くは写らない. 霧の中では電線が目立つ.特に交差点の写真では,こんなにも電線があったのかと驚く.幹線道路だからだろうか. 話は変わるが,本棚で…

鴨が二羽,同じ格好で眠っている

先日行った万博公園の蓮池は,蓮は枯れていて水も濁っていて汚い感じでした.ふと見ると,蓮を植える大きな植木鉢の中に,カーリングのストーンのようなものが2つ乗っています. しかし,よく見ると鴨が二羽眠っているのでした.二羽とも首を身体に埋めて,…

客車の窓からクマさんが蝶を見ている

先日完成したタンク車の梯子を,クマさんが登っています.10月の「谷人たちの美術館」のパンフレット用の写真を撮りました. 窓から顔を出している方がいいかなと思い,クマさんを客車に乗せました.今年の展示のテーマは「鉄道」ですが,鉄道ばかりでもお客…

三木の美術館と博物館と駅舎跡

木造の古い建物で,木の壁の塗料は剥がれていた.三木市立堀光美術館の隣にあった建物だ.ずっと使われていないようだ. この近くには,三木市立金物資料館があって,そこはなかなか興味深いところだった.三木は金物の町である.金物といっても,鋸や鉋など…

牛乳タンク車が完成

製作中のタンク車が完成しました.梯子を付けて,枠を薄茶色に塗りました.この枠は,実物では,鉄道からトラックに積み替えるときにクレーンでつるためのもののようです.「軽便探訪」という本によると,クレーンでつり上げて,中身の牛乳だけをトラックの…

桜が散り始める

暖かい日が続いて桜が咲いてほぼ満開になったと思ったら,急に寒くなりました.この日は風も強く,桜も散り始めていました. 風に枝が揺れているのを,写真に写してみました.クリックして拡大させると一部の花が動いているのがわかると思います.シャッター…

牛乳タンク車の製作を再開

1月に作りかけていた「牛乳タンク車」ですが,中断していました.最近,また続きを作り始めました.プラスティックで楕円柱に,注ぎ口の蓋や手すりや梯子を取り付けました.銀色の塗料を吹き付けました.それらしくなってきました.もう少しで完成です. 牛…

雑誌に載るということ

先日(3/20)報告したように,「阿蘇ひぐらし鉄道」の記事が雑誌に載りました. その後,会った友人には,そのことを話す(自慢する)のですが,「雑誌に載った」と言うと,「取材に来たの?」と聞かれました.はじめは,何故そう思うのだろうと疑問でした.…

滝駅,線路の向こうにはゴミが

加古川線の滝駅である.JRに同じ駅名はないのかと思っていたが,烏山線(JR東日本,栃木県)にも滝駅があるようだ. 同じ名前にならないように,「大津」と「肥後大津」のように,有名でない(後でできた)駅に,旧国名を付けて区別してあるものだとばかり思…

吊り鉢,神戸の京町筋

大阪でも,桜が咲き始めました.3月27日(木)の家の前の桜の木の写真です. 次の日,久しぶりに神戸の街に行きました.京町筋の両側の歩道に,吊り鉢が下がっていました.青系統ののパンジーを中心にした,きれいな吊り鉢でした.ビルを背景に写真を撮りま…

久しぶりのお客さま

暖かくなってきました.蝶も飛んで来て,線路に止まって日向ぼっこをしています.黄立羽かなと思ったのですが,天狗蝶(テングチョウ)でした.車輌と蝶を両方入れて写真を撮ろうとしましたが,なかなか難しい.そういえば,そろそろ蝶の季節です. 今日は,…

「阿蘇ひぐらし鉄道」が雑誌に載りました

「鉄道模型趣味」4月号に,5インチゲージの庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道 呉羽の里線」が掲載されました.突然,何も言わずに雑誌が送られてきて,はじめはどういうことか分かりませんでした. しばらくして,これは私の鉄道の写真でも載っているからだなと思…

滝野駅,一輛の電車

加古川線の滝野駅である.何故かカメラブレの写真になってしまったが,「えすたしおん」とひらがなで書いた看板が見える.スペイン語で駅の意味だろうが,何故?. 加古川線は電化されている.一輛の電車が入ってきた.ドアはボタンを押して開けるようになっ…

大阪駅の3階から

大阪駅の3階通路を通りかかったので,写真を撮った.晴れた日で光がまぶしかった.西側,神戸方面を見たところである. ちょうど向こうから普通電車が到着した.駅構内の図を参照すると,写真を撮ったところは6・7番ホームではないかと思われる. 大阪駅 大…

久しぶりに試運転

昨日の雨も上がって,暖かくなったので,久しぶりに運転した.機関車の窓が開いたままになっている.窓は閉めてあったのだが,雨の後はよく開いたままになっているようだ.窓は手で上下することができるように作ってあるのだが,紙が水を吸って膨張して,窓…