三木の美術館と博物館と駅舎跡
木造の古い建物で,木の壁の塗料は剥がれていた.三木市立堀光美術館の隣にあった建物だ.ずっと使われていないようだ.
この近くには,三木市立金物資料館があって,そこはなかなか興味深いところだった.三木は金物の町である.金物といっても,鋸や鉋など大工道具などが中心である.そこの館長さんが,何故金物の町になったのかという,歴史を詳しく教えてくれた.また,展示物を見ながら説明もして下さって,「登録有形民俗文化財」に指定されるまでの苦労話もして下さった.
そこから少し離れたところに,「三木鉄道記念公園」があった.三木駅の駅舎が残っている.ここは第三セクターの三木鉄道,その以前は国鉄三木線の終点だった.少し暗く寒くなって来たので,早々に引き上げた.