久しぶりに試運転
昨日の雨も上がって,暖かくなったので,久しぶりに運転した.機関車の窓が開いたままになっている.窓は閉めてあったのだが,雨の後はよく開いたままになっているようだ.窓は手で上下することができるように作ってあるのだが,紙が水を吸って膨張して,窓が下がってくるようだ.これも直さないといけない.
ボンネットの上も塗装がはげている.紙で作ったところは,撥水剤を塗っても,水を吸って少しずつ駄目になるようだ.台枠も床板が水を吸って膨張するので,隙間ができたところがある.
12月末に「雨ざらし試験」をはじめたので,約2ヶ月になる.紙と木とスチロール板とでできた機関車でも,雨ざらしにある程度耐えることが分かった.モーターやバッテリーはもちろん,貨車の中のコントローラーも大丈夫であった.
しかし,貨車の蓋を開けてみると,全然水が入っていないわけではないようだ.入れておいた文庫本に水を吸った跡がある.本を入れて置くと,水が入ったかどうか分かるだろうと考えて入れておいたのだ.どうせなら,鉄道に関係した本がいいだろうと思って選んだ内田百閒の「阿呆列車」である.
2ヶ月大丈夫だったとは言え,そろそろ機関車は紙の部分をプラスティック板に作り替える予定である.また,貨車の覆いも,水が入らないように改良したいと思っている.