造形村の0系新幹線(6) 改修のまとめ
線路に乗せた状態で車両の連結・開放が自由にできないという致命的な欠陥を直すことから始まった改修だったが、1ヶ月ほどでやっと完成した。
カプラーポケットは欧州型と同じなので、フライシュマンのものに変えた。先頭車のヘッド/テールライト用にDCCデコーダをそれぞれの車両に取り付けた。急カーブを通過できるように、先頭車の前の台車の前端部を切り落とした。
ほとんどは改修で良くなったことが多いけれど、1点だけよくないところがある。それは車両間隔が広がったことである。写真でもわかるように、あと少し縮めることができればいいのだけれど、難しそうだ。
運転してみると、カーブポイントのところで脱線することがある。フランジの低い日本の車両はフログ部分で落ち込むのが原因のようだ。そこで、写真のようにその部分に少し厚みのある紙を貼り付けた。そうすると、脱線がなくなった。
当然のことだが、通過する限界に近い条件では、車両も線路も整える必要があるということだろう。
また4両の新幹線というのも短すぎると思っていたが、このレイアウトでは長さの限界である。実物の長さにこだわることもない。なかなかいい買い物だった。
造形村の0系新幹線 2022年2月8日