DCCコントローラー、DSair2を試す
DCCコントローラー、正確には「コマンドステーション」と呼ぶのが正しいようですが。今までRoco製(オーストリア)のZ21を使っていたのですが、ちょっと不調なので新しいものをと思いました。
Desktop Station製(日本)のDSair2を購入しました。ここは、普通のメーカーではなくて、「DCCと電子工作と鉄道模型をよく遊ぶ」中から生まれてきたもののようで、高性能なのに安価な製品です。
3日前に届いたのですが、今日いろいろ試してみました。
本体はとても小さい(10×7×5cm)です。スマホ、タブレットやパソコンのブラウザから無線で運転するようになっています。スピードメーターの針を動かすと、機関車が走り出します。
マウスで操作するパソコンより、スマホやタブレットの方が指で操作できてやりやすそうです。
レイアウトの略図を書いてポイントも変換できるようにしました。ポイントのアドレスは、Z21の場合は番号が4ずれていましたが、このDSair2ではそのようなことはありません(ポイントデコーダーはLenzのものを使っています)。うまく切り替わるようになりました。
はじめて操作するときには、メニューの中の矢印を選ばなくてはいけないことに気づかず困りました。
オートリバースコントローラーがうまく働かなくて、というよりDSair2の安全装置が働いてOFFになるので戸惑いました。実は配線が間違っていたようで、リバースコントローラーのINとOUTを入れ替えたらうまくいくようになりました。Z21の不調と思っていたものも、どうもこれが原因だったようです。多分引っ越しの後、配線し直した時に間違えたのでしょう。ということで、いろいろめでたく解決しました。
あと、自動運転ができます。これが今までのZ21ではできなかったことです(必要なものを買い足せばできるのかもしれませんが)。Scratch風の画面上でブロックをつないでプログラムするようになっています。少し試してみました。
列車の位置を検出する装置をつなぐと、いろいろ楽しめそうです。
2020年9月8日