トミックスのナハネ11、急カーブ用に改造
トミックスのナハネ11(HO)です。ケーディー(Kadee)のカプラーが両端に固定されています。この車両はうちのレイアウトの半径356mmは通れません。台車が首を十分に振らないのが原因のようです。カトー の客車(同じ車種ではないですが)は半径356mmはなんとか通りますが、カーブポイントで脱線します。
日本型の車両は急なカーブが通れないものが多いです。狭いスペースにレイアウトを作ろうとすると、急曲線が通れるかどうかで自由度が全然違ってきます。
日本型の車両の下回りを、フライッシュマンの客車の下回りに取り替えてやれば、急カーブも通れるはずです。床下の機器の違いに目をつむればいいだけです。
以前に(2021/2/24)「古い「ナロハネ10」を蘇らせることができないか?」という記事を書きましたが、金属製の車体を削る必要があって、結局できませんでした。
仕方がないので、プラスティック製のナハネ11(ナロハネは売っていない)を購入して試してみることにしました。フライッシュマンの客車の下回りの長さを短くし、バッファーなど余計なものを除きました。それをナハネ11の上回りにただ固定するだけで良さそうです。
試験的に両面テープで固定して、ディーゼル機関車に連結して試運転をしました。一輌だけ牽引される時、客車の間に連結されて牽引される時、などいろいろ条件を変えて行いました。いずれもうまく走ります。半径356mmのカーブも当然のことながら問題ありません。また、推進運転も大丈夫でした。
フライッシュマンの、というより多くのヨーロッパ製のカプラーはよくできていて感心します。日本のメーカーにも頑張ってもらいたいものです。KATOも半径370mmの線路を出したのですから。
トミックスのナハネ11 2021年5月4日