阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

ディーゼル機関車にDCCデコーダーを入れる

 ヨーロッパの鉄道模型の会社は、かなり前から再編成が進んでいます。フライッシュマン社はHOから撤退して、Nゲージだけになると聞いていましたが、鉄道模型店のページを見ていると、フライッシュマンのHO製品がかなり少なくなってきました。

 今作りかけのレイアウトの線路がフライッシュマン製のプロフィレールなので、必要なものは今買っておかないと手に入らなくなります。慌てて、とりあえず必要な線路を注文しました。フレキシブルの線路も買ったので、不足があってもなんとかなるでしょう。

 

 車輌は線路と違ってカプラーだけ取り替えればどこの会社のものも混ぜて走らせることができますから、別に急いで買う必要はないのですが。つい買ってしまいました。

 多分これはドイツの代表的なディーゼル機関車です(あまりよく知りませんが)。DB218と書いてあります。アナログDCだったのですが、家に余っているDCCデコーダー(音は出ない)でも入れれば良いかなと思いました。機関車が届いてみると、適合するデコーダーは6ピンのものと分かり、ストックは8ピンなので合いません。仕方がないので、適当なものを探して熊田貿易に注文しました。品切れでないものは規格の電流(0.75A)が少なかったので気になりましたが、大丈夫なのでしょう。

 

 機関車の分解が難しかったです。マニュアルによると、床下からのネジを一本外して、「キャブの両側を優しく押して車体を持ち上げる」と書いてあります。言われる通りにやっても1mmくらいの隙間は空くのですが、外れません。また壊してしまうと困るので、慎重に。まずはネットで分解の仕方を調べました。

 その中に、ギターのピックを隙間に挟んでこじ開けるという方法が良さそうに思いました。薄いプラ板のがなかったので、翌日出かけたついでに楽器屋に行ってピックを買ってきました。それを使って、無事に分解できました。

 元々付いていた6ピンの部品を外して(写真の小さな正方形のもの)、そこにデコーダーのコードの先のコネクタを差し込みました。モーターの外側の金属の部分に触れるといけないのでテープを貼っておきました。デコーダーはウエイトの上に貼り付けました。今回はサウンドデコーダーではないので使いませんが、ウエイトの丸い穴はスピーカーを入れるところでしょうか。

 車体をかぶせる前に試運転をしてみると無事動きました。日本のメーカーの車輌もこんなふうに簡単にデコーダーが載せられるように作ってあったら良いのにと思います。それと急カーブが走れるなら。ここのレイアウトのカーブは半径356mmです。

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2020年2月1日