阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

京都鉄道博物館へ行く(1)

 開館から1年4ヶ月経ってそろそろ混雑しなくなった頃かなと思った。水曜日に京都に行くついでがあるのだが、この博物館は休館日が水曜でなかなか行く機会がなかった。先日は夏休み中だということで水曜日も開いていたので寄ってみた。

 入口のところには80系電車、初期の先頭車の窓が3枚のタイプのもの。新幹線の車両もある。A寝台、オロネ24やトワイライトエクスプレスの車輛もあった。

 ちょっと変わったところではDD54もある。確かこの車両も大阪の弁天町にあった交通科学博物館で見た記憶がある。ここは、元々あった梅小路蒸気機関車館の隣に、閉鎖した交通博物館を移転し、合わせて新しい「京都鉄道博物館」となったのである。

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 三ツ矢明氏の製作のライブステチーム2輛が展示してあった。特殊な構造をもつ蒸気機関車の製作で有名な方である。説明文には、「習作の1号機とトラム・ロコの6号機を除く他の車輛すべてが特殊構造」と書いてあった。しかし、なんと展示されているのは1号機と6号機だった。この2輛だけしかこの博物館にはないのだろうか。それとも今展示しているのがその2輛なのかは分からない。

 本(特殊構造をもつ機関車とライブスチーム、三ツ矢明、機芸出版社、1998)はもっているが、作品を見るのは初めてである。貴重なコレクションである。

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京都鉄道博物館 京都市下京区 2017年8月30日