多可町に行く機会があって、帰りに鍛冶屋駅跡に寄りました。鍛冶屋線の終点の駅だったところです。
まだ列車が走っていた頃、ここで写真を撮ったことがあります。1982年だったでしょうか。国鉄最後の時代で、ディーゼルカーは素っ気ない朱色一色に塗られていた頃です。
鍛冶屋線は国鉄がJRになって間もなく廃止されたようです。現在はディーゼルカーが1輛と駅舎が保存されています。駅舎には「鍛冶屋線記念館」と書いてあって、一室に展示してあるようでしたが、この日は休日だからか閉まっていました。
ディーゼルカーは扉が外側に吊った形が特徴のキハ30です。車輛の中には入れませんが、窓ガラスにカメラをつけて撮影すると中の様子が分かります。
鍛冶屋(かじや)駅跡 JR鍛冶屋線
兵庫県多可町(たかちょう) 2017年9月23日