阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

朝早く目が覚めたので(その2)

 日の出を見た後,阿蘇山の火口の方へ行ってみた.ケーブルカー乗り場のところで,これより先,「登山禁止」の立て札が立っていて,道は封鎖されていた.8月末から「噴火警戒レベル2」で,中岳火口から1kmの範囲は立ち入り禁止とのことだ.確かに火口からの煙は,モクモクと噴き上がっていた.

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 そこからの帰り道,道の脇の少しくぼんだ場所には,霧が溜まっていた.狭い部分なので.「雲海」ではなく,「雲湖」か「雲池」と呼べばいいのかも知れないが,どちらにしても音が汚いようだ.

 草千里の馬も,早朝の光の中で,ひっそりと佇んでいる.米塚は右上隅だけに朝日が当たって,綺麗だ.昼間なら駐車すると危ない場所も,車の少ない朝だから,ちょっと車を駐めて写真を撮ることができた.

 これが11月24日のことだ.阿蘇から大阪に帰って来ると,26日には噴煙が1000mにも達したとのこと.南阿蘇村の人からは,火山灰が降っているというメールが来た.その後,空港が閉鎖になった日もあったし,風向きによっては家の辺りも灰が積もっているかも知れない.

 家の辺りに,石が飛んで来たり火砕流(正確な意味は知らない)が流れて来たりする可能性もあるのだろうか.ちょっと怖い気もする.でも阿蘇山には京大の火山研究所もあるし,まあ危ないときには知らせがあるのではないかと,安心してはいるが,どうだろうか.

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阿蘇山中岳ケーブルカー駅付近,登山道,米塚 2014年11月24日