栗の花に,蝶が集まる
6月29日に,蝶を探しに行った.
今まで採った蝶は100種ぐらいだろうか.初めての蝶に出会うのも,年々難しくなってきている.今年は,裏金蜆(ウラキンシジミ)と緑蜆(ミドリシジミ)の仲間の何か新しいものを狙っている.
ちょうど栗の花が咲いていて,蝶がたくさん集まっている.緑豹紋(ミドリヒョウモン),天狗蝶(テングチョウ)が多い.その他に,赤蜆(アカシジミ)もいた.
網で栗の木をたたくと,蝶が飛び立つ.その中で,裏金蜆らしいものを見つけようというのだが,難しい.どうしても,大きい緑豹紋が目立つ.次に大きいのは天狗蝶だ.木をたたいて飛び立つ蝶のうち,そういった大きい蝶に目を向けずに,小さい蝶を狙って網を振るというのが,なかなか難しい.
網に入った蝶が瑠璃蜆や紅蜆とわかって,がっかりしたこともあったが,意外にあっけなく裏金蜆が採れた.でも,採れたのは一匹だけで写真はない.裏黒蜆も捕れた.これは昨年初めて採った蝶で,標本が1つしかないので,これも良かった.
緑豹紋 Argynnis paphia,天狗蝶 Libythea lepita 兵庫県養父市