タルゴ脱線
1977年だから今から45年も前だ。スペインに行った時の写真である。
はじめの写真は、マドリード アトーチャ駅である。構内は暗くて色が分からないが右側にタルゴの丸窓が見える。次の1枚は丸い端の車両、電源車ではないか。
その後の4枚は、列車の中から撮った写真のようだ。タルゴが脱線して、それに対応する人たちが集まっている。脱線するのは珍しいことなのではないか。この時以外で今まで脱線した鉄道車両を見たのは、熊本地震の後の1度だけである。
タルゴは背が低い。左右の車輪が独立していて、左右をつなぐ車軸がないので車高を非常に低くすることができる。それが速度向上に役立った。写真を見ても車体の下端がかなり低いことがわかる。