ポイントデコーダ(その2)、DSターンアウトデコーダ
デスクトップ・ステーションのDSターンアウトデコーダも購入した(ポイントとターンアウトは英米語の違いでほぼ同じ意味の言葉)。ここは普通の店ではなく、「Arduinoのオープンなハードウェアをベースに、手動運転から自動運転までをサポートするソフトウェアを無料で提供しています」というところだ。だから、販売ではなく頒布と書いてあるように、何か問題があっても自分で解決しないといけないようだ(その代わり、安価で高性能のものが手に入る)。
レンツのものはポイントマシン用の電源として別のAC電源を使うようになっていたが、こちらはレールの電源をそのまま使うようになっている。出力は2端子しかない。たぶんカトーやトミックスの2線式のポイントマシン用なのだろう。3線式のポイントマシンのことは何も書いていない。仕方がないので、とりあえず手元にあったカトーのNゲージのポイントにつないで正常に動くことを確認した。
その後、3線式のフライッシュマンのポイントで試した。2端子の1つはコモン(黒いコード)につないで、もう1つは2つに分けダイオードを逆方向に入れてそれぞれ2つの線(茶色のコード)につないだ。レールへのDCCの電圧が16Vではポイントの変換されないこともあった。電圧を18Vに変更すると、いつでも正常に働いた。
ポイントの番号は、デコーダを15番に設定したとき、コントローラでは19番になった(+4)。これは、デコーダの問題ではなくコントローラ(RocoのZ21)の問題であることがはっきりした。まあ、知っていれば支障はないけれど、なぜなのだろう。
2017年9月5日
このポイントデコーダは2個のポイントを制御できるようになっていて、値段は特別価格で1個2,000円だった。ポイント1個あたりにすると前回のレンツのものと同じくらいの価格だ。ディップスイッチで番号を設定できるのは便利だった。