幻の五新鉄道、鉄道遺構
昔、奈良県五條市から和歌山県新宮市までを結ぶ「五新鉄道」が計画された。1937年着工され、戦争で中断されていた工事も戦後に再開されたが、結局一度も列車が走ることなく中止された。橋脚に説明の札があった。
国道24号線から吉野川にかけて寿命川沿いにアーチ橋が残っている。1枚目は新町通から川沿いに見た写真である。戦争中には鉄筋が手に入らなくて、鉄の代わりに竹を使って作られたと、地元の人に聞いた。
そのあと、国道の方に行くと、国道を横切ってもっと先まで橋脚が続いていた(国道の部分は途切れている)。前回(2020年10月7日)、何も知らなくて車で国道を走っていて気づいたのだが、ゆっくり訪ねることができてよかった。