夕暮れの播磨下里駅
車でこの駅を訪ねたのだが,先ずこの標識が目に入った.「応援は年一回の乗車から」とある.確かにその通りだろう.でも,なかなか難しい.
入口付近に赤い自動販売機,緑の電話ボックス,緑の旗,赤い郵便ポスト,青い水まきのホースと多くの色があるので,趣のある古い木造駅舎の写真は撮れないのが残念だ.ホームに出てみると古い駅名表示板があった.先ほどの法華口駅から北条方面の隣駅である.どちら方面へも直線の線路が延びている.
駅舎に入ったところの床の中央には,段ボールの箱が落ちていて犬釘が1本入っていた.こんなところに置いてあって邪魔だなと思って脇にどけようとして天井を見たら,つばめの巣があるのに気づいた.箱はつばめの糞を受けるためのもののようだ.それと同時に真下にひとが立ちにくいので,頭に糞が落ちないようにという役目もあるのか.
夕方で野菜の販売所は閉まっていて,駅にも列車を待つ人はいなかった.
2017年3月29日