阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

紙製の組み立てキット「街角のお店」

 かなり以前(3月頃)に買った,HOスケールの組み立てキットが作りかけになっていたが,やっと今日完成させた.紙製でかなり精密だ.細かいところを接着するので結構難しいし時間もかかる.箱には組み立て所要時間5時間と書いてあるが,もっとかかったように思う.

 写真に撮ると紙の断面が白いのが目立つが,フェルトペンか何かで色を塗った方がいいかもしれない.でも,つや消しなのでその点ではプラスティック製よりいい.

 HOスケールの日本の建物のキットは少ないので貴重である.値段も4,000円くらいだし使えるのではないか.(株)さんけい製で「街角のお店-4」というカフェのキットである.たしか,京都のボークスで買った.「レイアウト作りはストラクチャーから」なので,いろいろ作っておこうと思う.

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2016年11月10日

 昨日,ネットであるサイトを見たら,「HOゲージ」という言葉はないと書いてあった.いろいろ難しい話のようだ.ゲージとは軌間のことである.

 私の理解したところを要約すると,HOは1/87スケールということで,標準軌1435mmは16.5mmゲージ,日本の3フィート6インチは12mmゲージ,ナローの2フィート半は9mmゲージになる.ユニスケール・マルチゲージ.これは自然なことだ.

 英国型1/76,日本型1/80,欧州・米国その他1/87を16.5mmゲージで走らせるのは,日本では「16番」と呼ぶ.マルチスケール・ユニゲージである.これは便利なことだ.英国で混ぜて同じ16.5mmゲージで走らせるのには名称がなく,1/76スケールはOOと呼ぶ.

 上のストラクチャーは,箱にはHOスケールと書いてあった.壁の区切りを910mmとして計算すると1/80ではなく正しくHOのようで意外だった.(京間だったら違うのではと一瞬思ったけれど,方向が逆だと気がついた)