落ちた橋のところに行ってみた
今回の熊本滞在の期間は毎日雨が降りました.しかし,土曜日には少し晴れ間があって,その時に出かけました.被害の状況の映像はいろいろ見ましたが,実際に自分の眼で見ておきたいと思いました.
登山道から県道149号を河陽の方へ行く道は,通行止めにはなっていませんでした.東海大学の下をくぐってしばらく行くと「全面通行止」の看板があります.その先は火山研究所の方です.
そこを右折すると,東海大学の入口へ向かう道です.この辺りには,壊れた家もたくさんあります.草原の向こうには,山崩れで地肌が露出しているところが見えます.撮影したときには気づきませんでしたが,手前に橙色の百合が咲いていました.
先へ進むと国道325号に出ました.ここが,落ちた橋のところです.白赤のプラスティックの柵があって,更にその外側にはガードレールがあって「全面通行止」という看板が出ていました.もっと近寄ると,向こう岸に橋の取付部分が見えます.国道57号も豊肥線の線路も土砂で埋まって見えません.青い道路標識の右下の部分が折れ曲がっています.橋が壊れたときに何かが当たったのでしょうか.
赤い細い紐が張ってあります.ここから端まで5mくらいでしょうか.下を覗き込むのは危険です.後を振り返ると,コンビニの裏手の崖が崩れて,電柱やエアコンの室外機が落ちています.
東海大学の入口を入って行くと,学生アパートがあります.学生が亡くなったところはたぶんこの近くです.10年くらい前に知り合いの人が住んでいて,それはここだったのでしょうか.何度も訪ねて来たのですが,ちょっと記憶が曖昧です.
(写真はクリックすると拡大します)