阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

建物が壊されていく

 熊本地震から2年近くになる.壊れた建物が撤去されて,がれきも片付けられていく.県道からそれて,東海大学の方へ道を入ると,建物がなくなって東海大学の塔も見通せるようになった.

 東海大学の門のところ,元の阿蘇大橋のところに行ってみると,角にあった喫茶店もなくなっていた.鉄筋コンクリートの建物だけが残っている.住人の学生がいなくなった.東海大学農学部もちょうど断層の上に建物があるため再建は断念し,阿蘇は農場だけ使い,熊本市内に拠点を移したままになるという.800人の学生がいたので,この近くの住人の生活にも大きな影響がある.南阿蘇村としても,「大学のある村」だったのにそれもなくなるし,人口の1割近くが減ることになる.

 阿蘇大橋の向こう側(JR豊肥線国道57号線の通っている側)を見ると,山の上の方まで工事が進んでいる.コンクリートで固めているようだ.豊肥線や国道はいつ開通するのだろうか.

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熊本県阿蘇村 阿蘇大橋付近 2018年3月10日

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