京都国立近代美術館からの眺め
1ヶ月以上前だったか,国立近代美術館に寄ったときの写真だ.ホイッスラー展をやっていて,白い服の女性が画面の端にちょっと窮屈に描かれていて,なかなか興味深かったのだが.
展覧会を見終わると,窓の外に大きな朱色の鳥居があった.圧倒的な迫力である.美術館に飾ってある美術品よりも,ここで見るべきものはこの鳥居ではないかと思った.青空で,ちょうど目の高さくらいに鳥居の上端がある.道を隔てて市立美術館の建物があって,その向こうは東山が見える.
平安神宮のコンクリートの鳥居を馬鹿にしていたけれど,なかなか立派な立体作品だということに初めて気づいた.下の方を見下ろすと,小さな人が歩いていて,その影も長く伸びていて,これも面白い.
京都国立近代美術館から平安神宮の鳥居を見る 京都市左京区岡崎
空を見上げると,ビルの間にはすごい数の電線がある.四条大橋の近くを通っているときには.細い布のような雲が見えた.この日は電車の駅まで歩いて帰った,