阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

踏切がほぼ完成

 先日,踏切に「固まる砂」を使って道を作りましたが,線路の内側は以前のままでした.今回,線路の内側にも「固まる砂」を入れました.
 線路の外側は,線路の上面より高いところがなければ良いだけですが,線路の内側は,車輪のフランジがあるので,それを邪魔しないように作る必要があります.実物の場合は,フランジの場所だけ溝があってその内側は線路の上面に高さを揃えてあります.
 しかし,模型ではそのように作ると,溝に枯れ葉などが溜まって,脱線の原因になる可能性があります.そこで,線路の内側のすべてを,線路の上面よりフランジの寸法分低く作ることにしました.フランジの高さは約4mmですので,線路正面より5mm〜6mm低く砂を撒き固めました.
 精密に作らないといけないので木の板で治具を作りました.治具と言っても,板の裏に線路の内側部分にだけ6mmの板を張り付けただけの簡単なものです.砂を撒いた後に,その治具を線路上で滑らせて砂の高さを調整しました.
 車輌もうまく通ります.また,線路の上を人が歩くのも問題ありません.踏切の隣の桃色の山茶花の花びらが散っていました.
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 10月に阿蘇の長陽線の方へ踏切警報機用の電子回路をもって行ったので,こちらの警報機はずっと働かない状態でした.何週間か前から,少しずつ電子回路を作っていましたが,これも昨日完成し,今日設置しました.
 今回は,センサーを2箇所設置し,どちらの方向から列車が来ても対応できるようになりました.また,以前は,センサーからの信号で警報の始まりだけを決めて,一定の時間で経つと警報が終わるようになっていました.今回は,警報の終わりもセンサーからの信号で行うことができるようになりました.
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阿蘇ひぐらし鉄道 呉羽の里線 2013年12月8日