阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

「西宮船坂ビエンナーレ2012」を見る(2)

 先週の金曜日(11/16),また「船坂ビエンナーレに」に行った.宝塚から県道51号線を行き,先ず,途中の第二会場の「蓬莱峡エリア」に寄った.県道のヘアピンカーブのところには,ゲート前に3台ほど駐車する場所があった.そこに車を駐めて,ゲートの中に入った.
 そこの広場に石の彫刻があった.振り返ってゲートの方を見たのが最初の写真である.しばらく歩いて行くと客車が見えてきた.いわゆるブルートレインに使われていた寝台車両である.なぜこんな山の中に置いてあるのだろうか.
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 客車の手前に広場があって,瓦を積み上げてある作品があった.客車の中に入ってみると,意外にもきれいに保たれていて,ひょっとすると最近まで宿泊施設として使われていたのかも知れないと思われる.寝台の各部屋に漫画が貼ってあった.車両はナハネフ22とナハネ20だった.連結面の表示には,「ナ」が抜けていて,「ハネフ22」となっていたのが気にかかる.
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 別の場所には貨車が置いてあって,その中には「窓の日よけを上下させて下さい」という作品があった.日よけを上下させる信号が,数キロ離れた第一会場の小学校にあるペンを動かすらしい.そういえば先週そちらの会場に行った時,それらしいものがあった.こちらの会場に来る人はかなり少ないだろうから,動くのは珍しいことだろう.そう思って何度も日よけを上下させたのだが,向こうの会場で見ていた人はいたのだろうか.
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兵庫県西宮市山口町船坂蓬莱峡 2012年11月16日
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