阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

車輌の置き場所

 「阿蘇ひぐらし鉄道呉羽の里線」です.阿蘇から運んできた直線の線路2本をつないで,周回できる線路が完成しました.
 「阿蘇ひぐらし鉄道」の5インチゲージの車輌は,紙や木でできているので,雨にさらすわけにはいきません,普通は室内に置いておくことになりますが,動力車は結構重いので,運転するときに線路に乗せるのは大変です.(車体のカバーとバッテリーをはずして別々に運んで,線路に乗せて組み立てることになります.終わったらまた,同じようにして室内に片付けることになります.)
 しかし,「呉羽の里線」では家の裏には屋根のある部分があって,雨の日でもその下の線路に車輌を置いておくことができます.これはとても幸運なことです.車輌がいつも線路に乗っていて,直ぐ運転できるのはとても快適です.
 そこに車輌を留置しておく場所をつくりました.ポイントを買えばよいのですが,かなり高価(10万円以上)なので,取り合えずそれに代わるものを簡易的につくってみました.木でつくった「簡易ポイント」です.材料費は2000円くらいでした.取り外し式になっていて,線路にかぶせると,分岐して横の側線につながるようになっています.車輌は,ゆっくりと手で押して移動します.普段は取り外しておきます.
 車輪の通るところは,襖や障子が滑りやすいように敷居に貼るテープを使いました.いろいろな制約から,曲線の半径を1mとしたのですが,もう少し緩くすれば良かったかなと思います,ですがゆっくり押せば動力車も何とか移動させることができ,車輌を留置線に置いておくことができるようになりました.
P1010254w P1010259w
(左)留置線につながっていない状態.(右)「簡易ポイント」を設置した状態.2011年2月27日(日)