曽爾村(そにむら) MIND TRAIL
曽爾村に行った。「奥大和 心のなかの美術館」というアートイベントをやっていた。道や広場のあちこちに展示してある作品を、歩いて見て回るようになっている。
昼過ぎに曽爾村に着いて案内所に行ったら、一周すると10kmもあって6時間かくらいかかるとのこと。「歩かなくても車でもいけますよ」といわれて、私たちは車で行くことにした。
屏風岩公苑のあたりに作品がたくさんあると聞いたので、そこに行ってみることにした。林の中の広場に何か立っている。そちらに行こうとすると、足元の岩の上に白い糸のような線で模様があった。これも作品である(コマノエ 小松原智史)。広場の像は幅5cmくらいの長いカンナ屑でできていた(名前はまだない 西岡潔)。
短い丸太が並んでいてその上に何か白いものが乗っていた(おやすみ 熊田悠夢)。風に吹かれて網がはためく。網に何か虫が付いているように見えたけれど、木片で作った人の像のようにも見えた(大気のゆめ 熊田悠夢)。
木の幹にコブがある。近くに行くと、何か喋っている声がする。木のコブは自然にできたもので、近くの地面にスピーカーがあってそれを球状に枯れ草や木の枝で隠してあった。2箇所にあった。ボソボソっていう声が面白い(そにおとたまり 岩田茉莉江)。
とても気持ちの良い広場だった。とても寒い日で、ダウンジャケットを着て行ったのが正解だった。
※(作品名・作者名はもしかしたら間違いがあるかもしれません。そのときはすみません)