阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

油蝉の羽化と黄揚羽の羽化

 小さい子供にセミの羽化を見せようと思って、夕方に庭で探したらたまたますぐに見つかりました。羽化するところを見るなら家の中に持ち込むことになります。

 窓の網戸がセミにとってつかまりやすくて、いいのではないかと思いのせてみました。まあ良かったようです。

 写真のように背中が割れ始め、羽化が始まりました。セミの羽化を見るのも、子供の時以来のように思います。予想したようにアブラゼミです。羽が少し茶色っぽくなるくらいまで観察して、そのあとは寝ました。

 網戸を閉めておくと、朝になって部屋の中をセミが飛ぶのも困ります。網戸も開け放しておくのも無用心です。そこでガラス戸を締め鍵をかけ、網戸を半分だけ開けておきました。網戸とガラス戸の隙間にあまり余裕はないですがセミが入ります。

 朝になって見てみると、セミは飛び立ったのでしょう、無事いなくなっていました。

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 その翌日に、洗濯物のカゴに大きな青虫が入っていました。キアゲハの幼虫です。かなり大きかったので、すぐ蛹になるかなと思って箱に入れておくと、すぐに入れておいた木の枝の上の方でじっとしています。しばらくすると動かなくなり、写真のように糸でぶら下がる格好になりました。まだ緑色です。

 その翌々日に見ると、すでにサナギになっていました。それが8日ほど前。昨日、気付いたらもう蝶になっていました。羽化するところは見ることができませんでした。残念。

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2021年7月22日・24日