赤水駅の今、駅舎がない
肥後大津発、宮地行きの2輌のディーゼル列車は、赤水駅に着いた。降りたのは2人だけ。宮地方面に走り去った。熊本地震の時、ディーゼルカーが脱線したのはこの先の踏切付近である。
地震で何が変わったかというと、駅舎がなくなったことである。ホームはほとんど変化がない。変化は駅名板が黒地になったことくらいである。
線路に沿って通路を歩いて行くと、もう駅の外である。プレハブの小屋みたいなものが建っていて、一応列車を待つことができる。入れるのは2-3人くらいだろうか。中には「麦わらの一味」のキャラクターの看板が立っていた。コミックのことはよく知らないので何とも言えないが、狭い場所で一緒に待つのはいかがなものだろうか。
時刻表を見ると、上下それぞれ1時間に平均1本程度であるが、空白の時間が目立つ。地震の前と比べて減ったように思うがどうだろうか。調べてみよう。
この日は朝、水前寺を出たのだが、10:17着の特急を除くと9:35着の次は11:43着でこの間2時間以上もある。これは不便である。しかもその特急(あそぼーい!)は満席だった。