山陽本線を行く、1964
1964年の山陽本線である。車窓から撮った写真だ。
キューロク(9642)だ。正面が警戒色で塗られている(モノクロだけれどたぶん)。入換用なのか。テンダーに十字の印がある。機関車が押している貨車は、「ヒ」の記号が読める。調べてみると、「ヒ」は 控車(ひかえしゃ)ということらしい。
駅に入るところだ。かなり大きな駅である。岡山か、倉敷か、どこの駅だろうか。拡大してみたがわからない。乗っているのはかなり長い列車だ。たぶん153系の急行か準急だろう。
貨物列車とすれ違う。電気機関車はEF15 112。この当時は窓が開くのですれ違う列車も撮りやすかった。窓が開くというか、グリーン車(2等車か?)でなければクーラーがなかったのではないか(特急でなければ)。
線路は大きく右に曲がる。この写真で数えて見ると、撮影者(たぶん私)が乗っているのは前から11両目のようだ。