蒸気機関車の整備(2)
前回分かった右シリンダーの空気漏れは、蓋を外してコーキング剤を塗ってまたボルトで止めしました。エアーテストをするとまだスースー音がして空気漏れがあります。石けん水の泡で漏れの箇所を確認しました。シリンダーのボルトの部分から漏れています。ボルトにもコーキング剤を塗って再度組み立てました。たぶんこれで直ると思います。
ピストンが動かなくなったフィードポンプを直しました。分解してシリンダー内を磨き再組み立てをすると動くようになりました。また、フィードポンプを駆動している車軸とポンプの連結部分もネジが緩んで空回りしているようでした。そのままの状態で直すことは難しかったので、仕方なしにフレームの天板を外すことにしました。
天板を外すとなると、配管やいろいろな部品も外さなくてはいけなくて、再組み立てが大変になりますが仕方ありません。できるだけ部品を外さなくても良いように、また調整の必要な部品を外さなくても良いようにしました。ついでに、ルブリケーターの油漏れもなくしたいと思います。
2017年12月3日