鮮やかすぎるドウダンツツジの紅葉
線路の周辺の木も紅葉の盛りである。ドウダンツツジの赤が見事である。梅の木も一部は紅い葉になっている。近くの道の銀杏も黄色い葉を落とし始めている。
ここに載せた写真は、いずれもスマートフォンのカメラで撮ったものだが、実際よりもちょっと赤が鮮やかすぎるように感じる(銀杏は逆光だったこともあってそうではないが)。特に彩度を修正してはいないけれど、デフォルトでかなり彩度を上げるように設定されているのだろう。
世の中は、彩度を上げた写真であふれているように思う。最近のテレビを見て、あまりに彩度を上げた映像なのに驚く。みんなどう感じているのだろうか。そのうち実際の紅葉を見ても、あまりに地味で冴えないと感じるようになるだろう。もしそうなったら現実の世界を見るときには、彩度を上げるメガネが必要になるかも知れない。
2017年11月30日