古いオーストリアの蒸気機関車です.数年前中古で買ったもので,Roco製でタンク式で動輪は4軸です.運転席を覗くと,丁度スピーカーが入りそうです.後の石炭台を外すとネジがあって,上下に分解できました.
プリント基板に配線してあったので,それを見て配線を決めました.写真はその時のメモです.ダイオードやコンデンサなどを取り外して,デコーダーを繫ぐように6ピンのコネクタにコードをハンダ付けしました.
コネクタはピンの間隔が標準の2.54mm(0.1インチ)の半分の間隔(1.27mm)でした.繋がったものを買ってそれを適当に切断して使います.ハンダ付けのとき隣に触れないように,表から裏からと交互に付けました.今回,コネクタの注文のついでに細いコード用のストリッパー(0.25~0.95φ)も買ったのでとても便利でした.
デコーダーを収めるように前照灯を取り外して,それでもぎりぎりでしたが少し無理して詰め込みました.何とかおさまって,音が出るようになりました.デコーダーはESUのLokSound microです.音の出るHO/OO スケールの機関車は2台になりました.
1つ,問題点があります.カーブポイントの外側の分岐のところで立ち往生します.集電不良というか,よく見ると4軸の動輪の内,2軸の車輪だけから集電しているようで,フログの無電区間の長いカーブポイントで止まるのでしょう.何とか対策を考えないといけません.
2016年7月14日