京都国際写真祭を見る
先日と言ってもかなり日が経ってしまったが,岡崎の京都市美術館の別館で,「漂流する生命の起源」(クリスチャン・サルデ)という展示を見た.プランクトンの顕微鏡写真が,黒を背景に真っ暗な部屋の中で光っている.なかなかいい.こういう写真を撮ってみるのもいいかもしれない.
となりの部屋は音楽が流れ,低いテーブルの上に映像が映る.ちょっと暗すぎて,何か床にあったら躓いてしまいそうだ.歳をとって暗い場所に眼が慣れるのに時間が掛かるようになったのを感じる.
近くの広場には,懐かしい京都の市電が置いてあった.木漏れ日が美しい.廃止になってからもう40年くらいになるだろうか.ちょうど大学生で京都にいたときが市電の最後の時期だった.中は観光案内所になっていた.