阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

数日前に阿蘇に来ました

 熊本空港からは,二重峠を越えるミルクロードから阿蘇に入りました.赤水の踏切で待っているところです.待っているといっても列車が通るのを待っているわけではありません.信号待ちで車が詰まっていたのです.豊肥線は,地震のため不通になっています(肥後大津−豊後荻間).「列車が来ないので一旦停止は不要です」という立札がありました.

 地震でちょうど踏切をふさぐ形で脱線した2両編成のディーゼルカーを,1両ずつ左右に分けて置いてありました.写真は左手のディーゼルカーです.左手が宮地・大分の方向です.

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 地震から1ヶ月近く経ちましたが,こちらに来るのはこの日が初めてでした.家は建っています.一応無事のようで安心しました.扉を開けると,ものが散乱していました.

 牛乳タンク車もひっくり返っています.運材車も一部板が外れています.手前の台の天板が落ちて,その上にあった車掌車は,車体が割れています.上を見ると,ぶら下げてあった三輪車は意外にも大丈夫でした.

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 割れたガラスの欠片が散らばっているので,土足で入りました.用意してきた軍手も役に立ちます.玄関の戸棚に入っているのですが,戸棚の前のものを片付けないと取り出せませんから.

 次に入った和室には,女の子が倒れていました.(もちろん)人形です.縮尺が,5インチゲージの車両と同じ1/6くらいです.

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 リビングとその隣の部屋は,本棚が倒れ本が散乱していてほとんど床も見えません.食器棚も倒れています.これでは片付けないとトイレにも行けません.

 でも幸いなことに,冷蔵庫もテレビも倒れていませんでした.それ以上に幸いだったのは家が無事だったことでした.ここに泊まることができそうで安心しました.

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 阿蘇ひぐらし道長陽線は貨車4輛が損傷を受けました.でも,赤いディーゼル機関車は無傷のようです.運転手のうさぎさんは,ボンネットの上でお昼寝のようでした. 

阿蘇ひぐらし鉄道 長陽線 熊本県阿蘇村 2016年5月12日