阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

今年初の営業運転と脱線

 一昨日(1/3)に,4人のお客様が来られたので今年初の営業運転をしました.小さなお子さんは親に抱っこして乗ってもらいました.子供を乗せるのは初めてす.

 他所の多くの鉄道のように子供が乗っても安定していて危険のない乗用車両を作る必要があるかも知れません.

 年末に試験運転はしていたのですが,脱線しました.ボギーの乗用車両に乗って運転してもらっていたときです.幸い乗客には怪我はなかったのですが.営業運転中に脱線するのは滅多にないことです.このところあまり運転をしていなかったこともあって,保線作業が不十分だったようです.

 

 今日(1/5)は,脱線の原因を調べました.脱線したのは,写真の場所です.S字カーブのところかと思ったのですが,その手前でした.線路を見ると,写真では分かりわかりにくいかも知れませんが,車輪の跡が見えます.見たところは,特に脱線しそうな原因は見あたりません.

 水準器が見つからず困っていたのですが,あちこち探したあげくやっと見つけたので,調べてみました.勾配が少し急に変化していたので,緩やかに変化するようにしました.脱線は再現性がなかったので,これで直ったかどうかはわかりません.これからできるだけ頻繁に運転をするようにしなければいけません.

 その他にも,気になったことがあります.1つは速度が最大にしても遅いこと,玄関前は少し登りになっているのですが,大人2人を乗せると速度が出ません.バッテリが古くなって,そろそろ限界なのかも知れません.7年ぐらい経っているかな.

 もう1つは,乗用車輛のことです.ボギー車に椅子を置いてそれに座ってもらうのですが,重心も高くて少し不安定です.自分では余り乗らないので,気がつきませんでした.やはりお客さんに乗ってもらうと,問題展が明らかになります.

 後は,車輌をもう少し丈夫に作った方がのではないかということです.台車の外側は,ポリスチレンボードを切り抜いてそれらしく作って貼ってあるだけです.ですから脱線するとすぐ傷が付いたり取れたりします.でも,実物なら脱線するとこのくらい壊れるのは普通で,むしろ実物通りに模型化していると言えるかも知れません.

Img_2665w 

Img_2668w 

Img_2666w 

阿蘇ひぐらし鉄道 呉羽の里線 2015年1月5日