「木津川アート2014」に行く(1)
11月15日(土),「木津川(きづがわ)アート2014」を見に出かけた.木津川とは,桂川,宇治川と合流し,淀川となる川である.木津川市は,京都府の最南端に位置し,奈良市と接している.いままで,行ったことのない場所だ.
西木津駅(JR奈良線)の近くのNTT裏の駐車場に車を駐めて,パンフレットを見ながら歩いた.NTTの建物にあった展示は,カメラも入った荷物を預けてしまったので,写真がない.青色の光で,回転する小さな天球儀を顕微鏡で見るというのがよかった.鉛筆で書いたり消しゴムで消したりするアニメーションも興味深かった.作る作業は,とても大変そうだが.
近くの相楽(さがなか)神社では,材木の上にお釜の蓋が乗っているものがあった.これは,古紙を溶かしてそれを型に流し込んで,作ったものらしい.木を材料として紙が作られるのだけれど,それを元に戻したということのようだ.本物の木みたいで(木と言ってもいいのかもしれないが)面白い.
ベンチに座った,おじいさんもいた.近くの同じようなベンチにはもう一人座っていた人がいたが,そちらは本物のおじいさんだった.他にも2人いた.
レンゲ(中国料理の匙)で作った蓮華があったり,窓の外の木の周りには,青リンゴがたくさん落ちていたりした.