雨ざらし実験，1年目の結果

　昨年の10月から引き込み線に置いてあった貨車のことです．車体は木製で，できるだけ車輪などにも塗装をしました．屋外に置いておいて雨に濡れても大丈夫かどうかの「実験」でした．
　一部剥がれかけているところがあります．貨車の天板でコンパネに塗装しただけですが，元々のコンパネの黄土色の塗装膜から剥がれていました．もう一つは箱状の側板が反って，剥がれかけていました．
　いずれも，接着剤で簡単に修正しました．また，塗装がはげているところには，明灰色の塗料を塗りました．
　ひっくり返して車輪を見ましたが，タイヤの部分が錆びてはいますが，軸受けなど問題はありません，結果としては，このような貨車なら，基本的には屋外に置いておいても大丈夫のようです．
　しかし，NゲージやHOゲージの小型模型ではわざわざ「ウェザリング」をして実感的に仕上げるのが普通ですが，5インチゲージでは普通に置いておいても「ウェザリング」されてしまって薄汚くなります．5インチゲージでは逆に，きれいなままに保つ工夫が必要なのかもしれません（実物はそうなのだから，むしろ自然なことですが）．
 
 
 
阿蘇ひぐらし鉄道 呉羽の里線　2013年11月8日