阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

「しらびそ高原」の蝶

 8月の初め長野県飯田市上村の「しらびそ高原」に行った.標高1900mの高原で,夜は寒いくらいとガイドブックでは紹介されていた.寒いと言うほどではなかったが,西には中央アルプス,東には南アルプスが間近に見えて,とても気持ちの良い涼しいところだった.
 初めの2枚の写真は,朝,散歩したときに撮ったものである.宿の向かいのちょっと小高いところに,白樺やナラの木が生えている.そこには,ミドリシジミの仲間が飛んでいた.たぶん,ジョウザンミドリシジミではなかろうか.
 この高原から,南に下って「下栗の里」に向かう途中で,蝶々を探した.スジボソヤマキチョウ(筋細山黄蝶)が優雅に飛んでいた.この蝶は,私は初めて見る蝶である.それほど珍しいわけではないのだろうが,九州にはいないこともあって,今まで会う機会がなかった.でも,この辺りにはたくさん見かけた.
 その他,L立羽,赤蜆,日陰蝶(並日陰)などがいた.ネットに書いてあった,キベリタテハ(黄縁立羽)を期待していたのだが,残念ながら会えなかった.時期が少し早かったのかも知れない.
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スジボソヤマキチョウ(筋細山黄蝶) Gonepteryx aspasia
長野県飯田市上村しらびそ高原 2012年7月31日,8月1日