阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

志賀高原の蝶(3) 黄縁立羽(キベリタテハ)とエル立羽(エルタテハ)

 黄色の縁取りの特徴的な模様である.翅の裏は黒いが,表は少し赤みがかかった黒である.図鑑では知っていたが,こんな蝶が実際にいるのを見て,感激した.標高1,600mのこの辺りには,結構よく見かけた.色が全く違うが,緋縅蝶(ヒオドシチョウ)と模様は似ている.Nymphalisという同じ属らしい.
 エルタテハも今回初めて見た蝶の1つだ.この蝶も同じ属である.この蝶は,模様だけでなく色もヒオドシチョウと似ている.白い点があるので区別できる.翅の裏は写真のように褐色で,目立たない.
 クジャクチョウも一匹採集したが,出会ったのはその時一度だけで,残念ながら写真は撮れなかった.
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 黄縁立羽(キベリタテハ)

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 エル立羽(エルタテハ) 

長野県山ノ内町志賀高原 2011年8月7日(日),9日(火)