志賀高原の蝶(3) 黄縁立羽(キベリタテハ)とエル立羽(エルタテハ)
黄色の縁取りの特徴的な模様である.翅の裏は黒いが,表は少し赤みがかかった黒である.図鑑では知っていたが,こんな蝶が実際にいるのを見て,感激した.標高1,600mのこの辺りには,結構よく見かけた.色が全く違うが,緋縅蝶(ヒオドシチョウ)と模様は似ている.Nymphalisという同じ属らしい.
エルタテハも今回初めて見た蝶の1つだ.この蝶も同じ属である.この蝶は,模様だけでなく色もヒオドシチョウと似ている.白い点があるので区別できる.翅の裏は写真のように褐色で,目立たない.
クジャクチョウも一匹採集したが,出会ったのはその時一度だけで,残念ながら写真は撮れなかった.
黄縁立羽(キベリタテハ)
エル立羽(エルタテハ)