阿蘇ひぐらし通信

庭園鉄道「阿蘇ひぐらし鉄道」のこと、また懐かしい駅の写真も紹介します

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

あれ,どこにいるのかな

地味な色と模様なので,余り目立たない.自分で撮った写真なのに,一瞬「あれ,どこに蝶がいるのかな」と思ってしまう.隣の木には,スミナガシ(墨流し)もやってきた.最近,クヌギの木を見ても樹液が出ているのは珍しいように思う.昔(40年くらい前)は…

正面から,ベニシジミを見る

ベニシジミが黄色の花(オグルマか)の密を吸っている.少しずつ体の向きを変える.ちょうど真正面を向いたときにシャッターを切った.背景が暗いので,-1.3に露出を補正した. ベニシジミ(紅蜆) Lycaena phlaeas 熊本県産山村 2006年5月21日(日)

地面の上に,ヒメアカタテハ(姫赤立羽)

今にも雨が降りそうな時だった.道沿いの空き地に,木を取り囲むように小屋ができている.小屋の屋根には1本の木の幹が貫通している.誰がこんな変わった小屋を造っているのだろう.ふと,足下をみると石ころだらけの地面に,ヒメアカタテハが羽を広げている…

帝揚羽の羽化

初めてミカドアゲハを採集した.熊本ではそんなに珍しい蝶ではないように本には書いてあるが,今までずっと会えずにいた.飛んでいるところを網で採ったのではなく,近所の神社のオガタマの木から蛹を採ってきて羽化させたのである.後日.幼虫も同じ場所で…

車に映るゴイシシジミ(碁石蜆)

車体の下の端にゴイシシジミが留まった.鏡像が映っている.車体の色が暗いので,露出を-1に補正した.とても小さな蝶だが,白地に黒の斑点が特徴的ですぐ見分けがつく.この辺りではときどき見かける. ゴイシシジミ(碁石蜆)Taraka hamada 熊本県南阿蘇村…

どこにでもいる蝶だが

ツマグロヒョウモン(端黒豹紋) が増えているという.この蝶を始めヒョウモン蝶の仲間は一般にスミレが食草であるが,ツマグロヒョウモンはパンジーなど栽培種のスミレも食べる.どこにでもいるので,蝶の採集家からは相手にされないが,なかなか美しい蝶で…

ルリタテハ 鮮やかな青がはっとするほど美しい

翅を広げると鮮やかな青がはっとするほど美しい.クヌギの幹にとまっていた.上にはコガネムシが穴に顔を突っ込んで樹液を吸っている.ルリタテハは少しずつ移動して幹の横側に来て,シルエットも撮影することができた. ルリタテハ(瑠璃立羽) 熊本県高森町…

日原(にちはら) 津和野町の役場はここにある

堂々とした2面の対面式ホームの駅である.駅舎も新しい立派な建物である.駅前には八重桜が咲いていて,その後ろにはこの地域の特徴である赤い瓦の建物が見える.日原町は津和野町と合併して名前は津和野町となったが,役場の本庁舎はここ日原にある. 日原…

昔の賑わいはないが.津和野駅

落ち着いたたたずまいの立派な駅である. 平日だったので観光客も少なく,安野光雅美術館もゆっくり見ることができた.プラネタリウムの解説に本人の声をところどころに使っているのもいい.駅前の鉄道の店がつぶれていた.昔はもっと賑わっていたのだろう.…

新線の用地を検討中 「阿蘇ひぐらし鉄道」

5インチゲージ「阿蘇ひぐらし鉄道」は休業中で,その復旧も待たれるところだが,別の場所に新線を開業する計画がもちあがった.2ヶ所で鉄道を開業するとなると,資金も技術力も乏しいわが社では無理が多いとの意見もあるが.こちらの場所はいろいろ有利な点…